サンユウテック㈱は、防火シャッター用安全装置の開発・製造メーカーです。 “確かな安全”のために、国立大学法人 茨城大学と共同で、研究・開発に取組んでいます。

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法改正によって安全装置は義務化へ

シャッター挟まれ事故の危険についての画像

「閉鎖又は作動をするに際して、人の安全を確保することができる物であること」

という2005年12月の建築基準法施行令112条改正によって、 危害防止措置は義務付けられています。

また、定期報告制度の強化により、防火設備(防火シャッター、防火戸など)の定期調査・検査に伴い、危害防止装置の未設置には、’既存不適格’の報告がその都度なされます。

防火シャッターによる挟まれ事故の危険

400kgのシャッターが落下してくるイラストです
知っていますか? 防火シャッターに潜む危険を。

ゆっくりと法定速度で降下してくる防火シャッターに挟まれる事故が、後を絶ちません。防火シャッターが危険だということを知らない人々が、降下してくる防火シャッターの下をくぐり抜けようとして、挟まれてしまうのです。

身近にあるシャッターのように、防火シャッターも
軽く手で持ち上げられると思っていませんか?

防火シャッターは車庫や店舗のシャッターとは違って非常に重く、1㎡あたりの重さは約25kgです。小中学校に設置されている標準的間口2〜4mの防火シャッターでは、200kg〜400kgの重量があります。

挟まれたら、この下敷きになるわけですから、非常に危険です。誠に残念ですが、死亡事故も起こっているのです。

そして、防火シャッターは火事の時だけに限らず、結構頻繁に降下しているのです。

えっ、火事じゃなくても防火シャッターは降りてしまうの?

防火シャッターが火事以外では降りないと思っている方も大勢いらしゃいますが、この認識は正しいとはいえません。あまり知られていませんが、実際に防火シャッターが降りてしまった現場での声を聞いてみると、意外にも以下のような状況でも降りています。

1.煙探知器による誤作動で

湿気による誤作動

湿気によるセンサー誤差号のイラストです

湿気が多い日にシャッターが降りるという声をよく耳にします。 実際、湿気が原因でのシャッター降下も非常に多いのです。 これは煙感知器の仕組み上、起こりうることです。 煙感知器は、煙だけを感知して降りる仕組みにはなっていないのです。 過去に死亡事故をひき起こした降下も、実は煙感知器が湿気に感知したことが 原因だったのです。 死亡事故があった同じ日に、湿気により降下したと思われるシャッターが、 東京都と埼玉県の学校だけでも106件ありました。これは驚くべき数字です。

埃(ほこり)による誤作動

埃によるセンサー誤差号のイラストです 掃除による埃でセンサーが誤差号を起こすイラストです

◀︎ 畑が多い地域などで、風により土埃が舞い上がるところでは、 防火シャッターが頻繁に降りるといいます。 これは、煙感知器が埃にも感知するためです。

▶︎ 学校の密閉された場所で掃除をしているときに、防火シャッターが 降りたという例もありますが、これも埃が原因のようです。 また、同様に経年の埃の蓄積によっても降りることがあります。

2.子どものイタズラにより

子どもの悪戯によるシャッター作動のイラストです

壁に付いている非常用レバーを子供が引いて防火シャッターが 降りてしまうケースも後を絶ちません。 “火災非常時以外では触るな”などと書かれていると、 触るとどうなるのか興味本位でつい試してみたくなるのでしょう。

3.地震でも

地震の揺れによるセンサー作動のイラストです

地震のときにも、防火シャッターが降りることがある様ですが、 “地震”と“防火シャッターの降下”には因果関係があります。 実際に大きな揺れで防火シャッターが降りるのは、よくあることです。 これは揺れによっても機械が動作する事があるためです。

防火シャッターによる落下事故の危険

落下防止装置は標準装備ではありません。そんなシャッターのワイヤーが切れて、
軽いものでも200~300kgの重量がある防火シャッターが落下してきたら・・・

シャッターの落下事故のイラストです

防火シャッターの巻き上げワイヤーが切れて、シャッターが 落下して起こる重大な人身事故が後を絶ちません。
その重量による落下衝撃は極大で、人命に係わります。
また、シャッター自体の損壊にもつながり、全損ともなれば、 その修理費用は莫大なものとなります。
ワイヤーはシャッターを巻き上げる機能の他に、シャッター全開時には、 シャッターを天井内に静止させておく役目も果たしています。
ワイヤーが切れれば、シャッターはその自重により急速落下してしまいます。
残念ですが、これが現状なのです。

シャッターの構造のイラストです

■シャッター、シャフト、プーリー、ワイヤーは連動しています。 ワイヤーを引いたり緩めたりすることで、プーリーが回転し、その回転に伴ってシャフトが回転し、シャッターを巻き取って上げたり、降下させたりします。 ワイヤーが切れるとシャッターは自重により落下してしまいます。

えっ、ワイヤーがこうなるの!?

以下の写真は、シャッター落下現場で、切断していたワイヤーです。

ワイヤーの切断写真その1 ワイヤーの切断写真その2

■ワイヤーの代わりにチェーンがその役目を担っているシャッターもあります。 チェーン式に対応する停止装置は、標準装備ではありませんが、他のシャッターメーカー品として これまでにもありました。 しかし、ワイヤー式に対応する製品は、今までありませんでした。 実に危険な状況が、そのまま放置されていたのです。